各種検査

エコー検査について

腹部・心臓・頸動脈・甲状腺・前立腺のエコー検査が受けられます

エコー検査(超音波検査)とは、人間の耳では聞き取れない周波数の高い音(超音波)を対象部位に当てることで、体の内部の状態を観察する検査です。
超音波の反射をコンピュータ上で処理し、内臓や血管などの状態を画像に映し出します。検査に際して痛みはなく、被ばくの心配もない安心・安全な検査なので、産科では胎内の胎児の発育状況を確認する時にも使用されています。
滋賀県大津市の林内科クリニックでは、「腹部エコー検査」「心エコー検査」「頸動脈エコー検査」「甲状腺エコー検査」「前立腺エコー検査」などが受けられます。

エコー検査の特徴

  1. 安心・安全な検査
  2. エコー検査では対象患部の表面にゼリーを塗り、「超音波探触子(プローブ)」と呼ばれる装置を当てるだけの検査なので痛みはなく、被ばくの心配もありません。体に無害な安心・安全な検査です。

  3. 繰り返し検査が受けられる
  4. エコー検査では放射線を使用しないので、繰り返し検査を受けて頂くことができます。

  5. 内臓などをリアルタイムで観察できる
  6. エコー検査では超音波の反射をコンピュータ上で処理し、画像として映し出すことで、内臓の動きなどをリアルタイムで観察することができます。

腹部エコー検査

腹部エコー検査とは?

腹部エコー検査とは、腹部に超音波を発信し、その反射の波(エコー)を利用してコンピュータ上で画像に処理して、肝臓、胆のう、すい臓、ひ臓、腎臓などの臓器の状態を観察する検査です。肝臓の腫瘍の発見に有効なほか、自覚症状が現れにくい胆石の発見にも効果を発揮します。また、B型・C型肝炎ウイルスが原因による慢性肝炎は、肝硬変や肝がんに移行する可能性が高いため、定期的な検査で早期発見・早期治療をはかるために腹部エコー検査がよく行われます。
血液の流れなどを調べたい時には、血流を赤色・青色として観察できる「カラードップラー法」を用いて検査します。

  1. 肝臓の疾患
  2. ・肝腫瘍
    ・肝血管腫
    ・脂肪肝
    ・肝嚢胞
    ・肝血管異常
    など

  1. すい臓の疾患
  2. ・すい嚢胞
    ・すい腫瘍
    ・すい委縮
    ・すい管拡張
    ・すい石
    など

  1. 胆のうの疾患
  2. ・胆管結石
    ・胆のうポリープ
    ・胆管拡張
    ・胆管気腫
    ・胆管腫瘍
    など

  1. 腎臓の疾患
  2. ・腎委縮
    ・腎孟拡張
    ・腎血管筋脂肪種
    ・腎結石
    ・腎腫瘍
    など

心エコー検査

心エコー検査とは?

心エコー検査とは、心臓に超音波を腹部に超音波を発信し、その反射の波(エコー)を利用してコンピュータ上で画像に処理して、心臓の大きさ・動き、心筋の厚さ、心房・心室の状態、弁の逆流の有無などを観察する検査です。各部位ごとに状態や動きなどを詳しく観察することができます。
血流を赤色・青色として観察できる「カラードップラー法」を用いることで、血栓の有無や穴が開いていないかなども調べることができます。

心エコー検査で発見できる疾患

・心不全
・不整脈
・心筋梗塞
・心筋症
・心臓弁膜症
・虚血性心疾患
など

頚動脈エコー検査

頚動脈エコー検査とは?

頸動脈エコー検査とは、脳に血液を送る首の血管である「頸動脈」に超音波を発信し、その反射の波(エコー)を利用してコンピュータ上で画像化することで、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)にともなう動脈硬化の有無・程度の確認、脳梗塞のリスク、プラークなどが確認できる検査です。
動脈硬化や脳梗塞などが心配な方におすすめの検査です。

頚動脈エコー検査で発見できる疾患

・生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)にともなう動脈硬化の有無・程度
・頸動脈の狭窄の有無
・脳梗塞のリスク
・プラークの観察
・虚血性心疾患
など

甲状腺エコー検査

甲状腺エコー検査とは?

甲状腺エコーとは、喉仏の下にある「甲状腺」という器官に超音波を発信し、その反射の波(エコー)を利用してコンピュータ上で画像化することで、甲状腺の大きさ、腫瘍などの病変の有無、リンパ節の腫れなどが確認できる検査です。

甲状腺エコー検査で発見できる疾患

・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
・甲状腺機能低下症(橋本病)
・甲状腺腫瘍
・甲状腺のう胞
・甲状腺炎
など

前立腺エコー検査

前立腺エコー検査とは?

前立腺エコー検査とは、下腹部に超音波を発信し、その反射の波(エコー)を利用してコンピュータ上で画像に処理して、前立腺の形状・大きさなどを観察する検査です。前立腺の状態がわかるほか、前立腺の肥大によりどの程度膀胱が圧迫されているか、膀胱内に残っている尿(残尿)などを確認することができます。

前立腺エコー検査で発見できる疾患

・前立腺の形状・大きさ
・前立腺肥大症
・前立腺の肥大による膀胱の圧迫の程度
・残尿
・膀胱の結石
など

その他の検査

胸部・腹部レントゲン検査

胸部レントゲン検査とは、X線を用いて心臓、肺、大動脈などの形状・状態などを観察する検査です。心臓の形状、心不全、肺疾患、肺の動脈・静脈の様子などが確認できます。
腹部レントゲン検査とは、腹腔内の異常の有無を確認するための検査です、腹部の臓器の状態のほか、腸閉塞、腸管穿孔、腹水、結石の有無などがわかります。

呼吸器検査(スパイロ検査)

呼吸器検査(スパイロ検査)は、「スパイロメーター」という機器を用いて肺機能を調べる検査です。COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)の診断には欠かせない検査です。スパイロ検査では、息を思いっきり吸った後に、強く吐き出した息の最大量(FVC:努力性肺活量)と、最初の1秒間に吐き出せる量(FEV:1秒量)などを測定することで肺機能を調べ、COPDやその重症度の診断を行います。

グリコヘモグロビン検査(HbA1c:ヘモグロビンA1c)

HbA1c(ヘモグロビンA1c)とは、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、血糖値が高いほど結合しやすくなり、この検査では過去1~2ヶ月の血糖の状態を調べることができます。
当クリニックでは糖尿病の指標であるこの検査を、来院日に受けて頂くことができます。検査時間は5分程度で、検査結果もすぐにわかります。

動脈硬化検査(ABI)

ABI(Ankle Brechial Pressure Index)とは「足関節上腕血圧比」のことで、足首と上腕の血圧を測定し、その比を見て大動脈や手足の動脈などの狭窄や閉塞の有無を調べる検査です。足首と上腕の血圧の比率が0.9未満であると動脈が詰まっている可能性が高く、値が低ければ低いほど重症となります。
動脈硬化を調べるために、頸動脈エコー検査と併せて実施する場合もあります。

心電図・ホルター心電図検査

心電図検査とは、心臓の筋肉が全身に血液を循環させるために拡張・収縮を繰り返す時に発生する微弱な電流を波形として記録して、その内容から不整脈や狭心症などの心疾患の有無を確認する検査です。
一般的な心電図はクリニック内で安静状態で測定しますが、必要に応じてご自宅で日常生活を送りながら心臓の状態を調べるホルター心電図検査を行う時もあります。ホルター心電図検査の場合、24時間、睡眠中も心臓の状態を調べることができ、不整脈の発生時間や最低・最高脈拍数などがわかるので、より詳細な不整脈の診断に役立ちます。

骨塩定量検査

骨塩定量検査とは、骨粗鬆症の有無を確認するための検査で、骨中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分量を測定することで診断します。X線を用いたレントゲン検査による方法と、超音波(エコー)を用いたエコー検査による方法があります。